2002年7月27日 土曜日

エコマーク認定取得企業となりました


エコマーク認定取得

佐々木木材防腐(前橋市、佐々木国雄社長)が生産する間伐材や小径木などを使用した木製品はエコマークの認定商品となっている。間伐材を積極的に活用しており、木製ガードレール、ウッドデッキなど引き合い好調。
 同社は、防腐・防蟻2釜、月間1000立方メートルの処理能力がある。日本木材保存協会認定薬剤を使用し、有色及び無色透明の両方に対応可能。インサイジング加工機も2基を有し、土台等の角材及び円柱材インサイジングを行っている。薬剤の浸透度を高めることで耐用年数が高まり、資源の有効利用と環境保存に役立っている。このほか、乾燥機4基、熱処理兼ヤニ抜き機2釜、モルダー3台、ギャングリッパー2基などの機械設備があり、あらゆるニーズへ対応している
 品質第一主義を掲げ、去年4月にはISO9001/2000年版を認証取得。高い加工技術と品質方針が徹底、県内内外の広範囲から引き合いがある。
 とくに間伐材を使用した各種製品は同社の得意分野であり、環境意識の高まりから近年需要が伸びている。その一つの木製ガードレールは、独自開発の接合プレートによって急勾配にも設置可能。周囲の景観とマッチするため公園遊歩道や駐車場などへの導入が進むほか、一般道路への建設実績もある。また、群馬県が推進する1社1技術にも選定されている。