2002年7月26日 金曜日

ロータリー丸太のエコマーク認証

ロータリー丸太のエコマーク認証

総合的な木材普及を目指す

佐々木木材防腐株式会社(佐々木国男代表取締役、前橋市下大島町577-2)はこのほど、環境への負担が少なく、環境保全に役立つと認められた商品の称号となるエコマークの認証を取得した。同社はすでに、ISO9001/2000版を取得、さらに県が技術力の向上、継承させていくことを図るために推進している「1社1技術」に木製ガードレール(角度調整金具と防腐木材)が承認されており、今回エコマークの認証を取得したことで、県内はもとより全国を対象とする事業展開に期待がかかる。
 エコマークの認定番号は、第02115004号。商品類似型名が廃木材・間伐材・小径材などを使用した木製品となっており、ブランド名がロータリー丸太。使用用途は、遊具、ベンチ、バーゴラ、デッキ、フェンスなどの公園施設のほか、河川護岸関係製品など土木用材などに最適となっている。取得の動機について佐々木社長は、「これまでの木材の需要は、住宅がメインでした。そこで、総合的に木材の普及を図るためには、地球にやさしい商品としての称号を得ることが一つの手段ではないかと考え、今年の2月に申請し、今回商品となったわけです。エコマークを取得したことで、公園や道路などで間伐材が覆う利用していただけるのでは」と公共施設の木材促進を強調した。さらに、「北欧の視察に最近出かけて感じたのですが、日本は外国と比べると木材の使用量が非常に少ない。空港をはじめ、様々な公共施設に木材が使用されていました」と、外材を輸入しないで自国の資源の活用が大切であることを訴えた。
財団法人日本環境協会が運営しているエコマークとは、深刻化する環境問題を解決するひとつの方法として、環境にやさしい商品を選ぶことを進めるために1989年、日本におけるラベル制度がスタート。現在27の国や地域や機関のタイプ−環境ラベル運営団体がGENに参加し、活動している。GENに参加していないラベルも含めて約35の「タイプ−環境ラベル」がある。
 スタート時は、重荷日用品が多かったが、その後家電などに広がり、現在では64種、5176品が認定種目となっている。日本で実施されているエコマークは「タイプ−環境ラベル制度」になる。国際標準化機構の企画ISO14024に基づき、この制度を「自主的で多様な基準にもとづいた、第3者の機関によってラベルの使用が認められる制度と認められる制度」と定められている。そのため、産業界、消費者、学識者などが、紙製品、プラスチック製品など、それぞれの種類ごとにエコマーク認定するための基準を定めている。そして、環境問題の専門家による審査委員会で、この基準を満たしているか確認し、審査をパスした商品だけにつく、信頼性の高いマークとなっている。