以前の工法

胴縁による調整

(大壁工法)

柱に使う太い芯持材は「ひび割れ」を防ぐため、タテ方向に芯まで鋸目(のこめ)を入れる。12cm(4寸)角の柱で幅5o、深さ60oほど。この鋸目は木材が乾くにしたがって開きが大きくなる。伝統的な在来工法は鋸目を入れてから数年〜10年も木材を乾燥させ鋸目が開ききった状態(当初の2〜2.5倍)で使うことを心掛け、それでも上棟後の湿度変化によりさらに開くことで仕上げ壁のひび割れや凹凸といった影響が出ないよう、また、柱や間柱寸法の不ぞろいを調整し、壁の凹凸をなくすために用いたのが胴縁。柱と下地材(乾式内壁のばあい石膏ボードなど)の間に17o厚程度の桟木をヨコ(あるいはタテ)に通し、調整する。